【体験談】MISSION.Hが大切にする3つの“信頼”

【体験談】MISSION.Hが大切にする3つの“信頼”

はじめに

2025年5月26日。
私が会社を設立した後、自社ブランドである “MISSION.H” のオフィシャルサイトを立ち上げた日です。

実はこのサイト、私の大切な友人が心を込めて制作してくれたもので、私にとって特別な意味を持つ場所でもあります。

それから今日まで、ほぼ2日に1回のペースでブログを書き続けてきました。そして今回のこの記事で、MISSION.Hオフィシャルブログは100回目の投稿を迎えます。

まず伝えたいのは、感謝の気持ちです。
このブログを読んでくれる方々、SNSを通じて繋がってくれた方々、そして直接声をかけ、継続的にオーダーをくださる方々。どんな形であれ、MISSION.Hという名前を通して“信頼”を築けていることが、私にとって何よりの財産です。

この節目に改めて書きたいのは、MISSION.Hの根幹を成す「3つの信頼」について。
それは、自分への信頼、相手への信頼、そして社会への信頼。
この3つこそが、どんな時代の変化の中でもMISSION.Hの行動を支え続けている原点です。

1. 自分への信頼|意志決定の勇気

自分を信じることの大切さ

どんな挑戦も、最初に必要なのは「自分を信じること」です。ビジネスでも人生でも、すべてのスタート地点はそこにあります。

もちろん、他者の意見を聞くことは大切です。しかし、最終的な判断を委ねてしまえば、それは“他人の人生”を生きることになります。どんな選択にも自己責任が伴うからこそ、自分の判断を信じる力が必要なのです。

その信頼を育てるためには、「情報」「経験」「思考」という3つの積み重ねが欠かせません。MISSION.Hでは、コンサルティング・調査・現地支援を通して、「事実を知る力」を最も重視しています。それは単なる知識の蓄積ではなく、意志決定の根拠となる“確信”をつくる行為だからです。

「自分で決める」というのは、簡単そうでいて最も難しいこと。しかし、最も後悔のない選択は、他人の答えではなく、自分の意志を信じた結果にあります。だからこそ、MISSION.Hはいつも“自分への信頼を裏切らない選択”を軸に行動しています。

適切に情報提供する大切さ

私が独立する前、『オリコン顧客満足度ランキング』常連1位のハウス関連企業に7年間勤めていました。社長秘書、執行役員、営業、管理職、さまざまな職種・職位を経験する中で、最も長く携わったのが「加盟開発営業」です。

その会社は全国展開するフランチャイズ企業で、私の役割はフランチャイズオーナーのスカウト(勧誘)。当時は営業部長として、全国47都道府県を回り、説明会を1,500件以上、セミナー登壇は150回を超え、延べ300名以上の意志決定を支援してきました。

この経験が、今のMISSION.Hの礎になっています。というのも、フランチャイズ営業の世界では「言った・言わない」「事実・誇張」が常に問題になります。多くのオーナーは、脱サラをして借金を背負い、家族を支えながら人生を懸けて決断します。だからこそ、誠実で正確な情報提供が欠かせません。

「MISSION.H」が”意志決定支援業”をしている理由

当時、他社の中には数字の改ざんや虚偽の説明でスカウトする例もあり、訴訟に発展するケースも少なくありませんでした。そんな中で私が貫いたのは、「真実を伝えた上で、相手に選ばれる営業」という姿勢でした。それが双方にとって最も誠実で、長期的に信頼を生むと確信していたからです。

結果として、多くのオーナーが私の説明を信じて加盟し、後に活躍してくれたことは、今でも私の誇りです。
そしてこの経験から学んだ最も大きな教訓があります。それは、

“意志決定には、できる限り正確で透明な情報が必要である”

ということでした。

“MISSION.H”が「意志決定支援」を事業の中核に据えているのは、この信念に根ざしています。
人が自分の意志で選び、信じ、前に進む。その力を支えることが、私の使命です。

2. 相手への信頼|誠実さという、最も強い価値

「誠実であること。」

ビジネスでも人間関係でも、最も壊れやすく、そして最も尊いものは“信頼”です。MISSION.Hがどんな依頼やパートナーシップにおいても何より大切にしているのは、この「誠実さ」です。

それは、派手な宣伝でも、うまい言葉でもありません。
嘘をつかない。約束を守る。できないことは「できない」と正直に伝える。そうした、当たり前のようでいて最も難しい「まっすぐな姿勢」です。

コンサルティングの現場では、相手を喜ばせる言葉よりも、現実に基づいた言葉のほうが、結果的に相手を守ることがあります。MISSION.Hは短期的な信用ではなく、長期的な信頼を築くために、「透明性」と「誠実さ」を最優先にしています。

そしてもう一つ大切なのが、「一緒にやる」という姿勢です。クライアントを上でも下でもなく、対等なパートナーとして捉え、同じ目線で、同じ目的に向かう。それがMISSION.Hが定義する“パートナーシップ”の本質です。

「ちゃんとしてるなあ。」

振り返ってみると、私の人生の中で一番自分を表している言葉は、「ちゃんとしてるな」という一言かもしれません。この言葉は、抽象的ながらも核心を突いています。根拠はなくても、ふとした瞬間に人からそう見える。それは、おそらく誠実であることの積み重ねだと思います。

特別なことをしてきたわけではありません。ただ、どんな時でも最善を尽くす。相手や状況に誠実に向き合う。その姿勢が結果的に「ちゃんとしてる」と見てもらえる理由なのかもしれません。

3. 社会への信頼 | 小さな行動が、未来を変える

自分を信じ、相手を信じられるようになると、次に見えてくるのが「社会への信頼」です。ここで言う“社会”とは、国や制度といった大きな枠だけでなく、目の前の誰か、日常の一場面、そして自分が生きる世界そのものを指します。

MISSION.Hは、ベトナムという異国の地で活動を続けています。言葉も文化も違う環境の中で挑戦を重ねることは、常に「信じる」ことの連続でした。社会を疑うよりも、社会を信じて動く。不確実だからこそ、挑戦には意味がある。そう信じて、前に進み続けています。

この姿勢は、MISSION.Hのバリュー「Trust, Integrity, Challenge」にそのまま通じています。

信頼(Trust)を土台に、誠実(Integrity)に向き合い、そして挑戦(Challenge)を続ける。それは理想ではなく、現実を変えるための行動指針です。一人の小さな行動が、未来を少しずつ確実に変えていく。MISSION.Hはそう信じています。

挑戦の中にこそ、成長がある

成長は挑戦の中でしか生まれません。挑戦する過程で人は考え、工夫し、努力します。その努力の積み重ねが、やがて自信となり、次の挑戦を生む。私自身も、振り返れば常に挑戦の中で成長してきたと感じます。

「仕事とは何か」と問われれば、私は、

“仕事とは、仮説を立て、暗中模索しながら前に進むこと”

と、こたえます。この行為そのものが、挑戦です。

結果が見えなくても、誰も保証してくれなくても、まず動いてみる。
その一歩にこそ、社会を少し変える力が宿るのだと思います。

終わりに|“信頼”は、積み重ねるもの

信頼は、言葉では作れません。日々の小さな選択と行動の積み重ねが、やがて目に見える形になる。
このことを忘れてはいけません。

オフィシャルブログの100投稿という区切りを祝して、今回は『MISSION.Hが大切にする3つの“信頼”』を記事にしました。これからも、変わらず「信頼できる存在」であり続けるために。

MISSION.Hは、誠実に、挑戦を続けていきます。これからもどうぞよろしくお願い致します。