【ベトナム進出/移住】子どものベトナム留学ガイド

【ベトナム進出/移住】子どものベトナム留学ガイド

COVID-19(コロナ)によって、日本人学生の留学数は一時的に減少しました。しかし、それ以降は徐々に回復し、現在では再び上昇傾向にあります。特にエリア別に見ると、圧倒的に多いのがアジアです。ベトナムも、経済成長と国際交流の進展に伴い、留学先として選ばれることが増えています。

親御さんの中には、現地での生活や安全面、教育環境について不安を抱く方も多いです。食事や住環境、学校の授業スタイル、医療体制など、日本とは異なる環境にお子さまを送り出すことは、親にとって大きな決断です。

今回は、ベトナム留学を控えたお子さまを安心して送り出すために、現地の生活環境や学校生活、安全対策、費用の目安などを詳しく解説します。これを読むことで、親として知っておくべき情報や準備のポイントを把握することができます。

日本人学生の留学数

コロナ以降急増する日本人留学生数

私の知り合いのお子さんも海外留学をしており、留学という選択が身近になっています。実際に、日本人学生の留学数は、コロナ以降上昇しています。STUDY in JAPANによる令和5年のデータによれば、2020年度の留学生数はわずか1,487人と落ち込んだものの、2023年度の留学生の数は89,179人にまで膨れ上がりました

エリア別に見ると2023年度のトップはアジア圏で、34,503人です。この数は、2022年度比較すると、なんと倍以上に増えています。国別に見れば、2023年度のトップはアメリカで、13,517人です。一カ国で10,000人以上というのは脅威の数です。

日本人留学生はベトナムでも増加

昔と比べても国際的に活躍したい学生が増えています。また、その学生の多くが経済的に発展している国に留学する傾向があります。現在のベトナムは経済成長が著しいです。正確なデータはネット上にはないものの、日本人留学生数は年々増加。私もIT系の日本人大学生の知り合いが何人もいます。

ベトナム留学で子どもが体験する学校生活

ベトナムの教育制度では、義務教育は10年間(就学前1年+小学校5年+中学校4年)です。そして、初等教育の就学率は98%以上と高水準です。中学・高校は義務ではありませんが、高校進学率はおよそ80%に達しています。

また、留学生としてベトナムに滞在するお子さまは、現地の学校で授業を受けるだけではありません。例えば、同世代の学生と交流したり、異文化の中で生活習慣や価値観を学んだりすることができます。授業は朝7時頃から始まることが多く、昼食は学校近くの食堂や露店、自宅で自炊するケースもあります。

さらに、学校生活では数学や科学といった理系教育が充実しています。そのため、お子さまの数的学力の向上にも期待できます。また、課外活動やアルバイトを通じて、自己管理能力や社会性を育む機会も多くあります。

参考:VietBiz
参考:Note記事

現地での生活環境と注意点

ベトナムでの生活は、日本と比べると物価が安く、生活費を抑えやすい点が魅力です。また、ハノイやホーチミンといった大都市ではインフラが整っています。そのため、日系スーパーや日本食レストランも増えていて、生活に不便を感じることは少なくなっています。

一方で、親として特に注意しておきたいのが安全面です。ベトナムでは交通事故が多く、若い学生がバイクを利用するケースでは注意が必要です。また、スリや置き引きといった軽犯罪も報告されているため、日常的に防犯意識を持つことが重要です。

さらに、2025年にはクアンビン省で学生が溺れる事故が報じられたほか、過去には学校施設の不備による事故も発生しています。学校や下宿先の安全対策については、事前に確認しておくと安心です。

※「【現地情報】ベトナムの首都ハノイの治安」もご確認下さい。

留学費用とサポート体制

ベトナムでの生活コストイメージ

ベトナムでの留学費用は、学費・生活費・保険料などを含めて月額約5〜8万円が目安とされています。都市部の中心地では家賃が高めですが、シェアハウスや学生寮を利用すればコストを抑えることも可能です。

また、日本人学校や国際学校では、学生向けのサポート制度や奨学金制度を設けている場合があります。親御さんはこうした制度の有無を確認し、経済的な負担を軽減できる方法を探しておくとよいでしょう。

参考:Flying Chalks

ベトナムの大学の学費の参考例(2025年7月9日付)

主要大学の年間授業料例(国際学生向け)

  • 一般的な大学(例:Vietnam National Universityなど):$2,560~$2,720/年
  • フルブライト大学(Fulbright University Vietnam):$18,500/年
  • RMITベトナムなど:$13,900/年程度
  • British University Vietnam(BUV):初年度$5,400、その後$8,000/年

参考:Vietnam Net

親ができる準備とサポート

お子さまが現地で安心して暮らすために、親として準備しておくべきポイントは以下の通りです。

  • 学校の安全体制の確認:施設の安全性や緊急時の対応を事前に把握
  • 住居と生活環境の整備:周辺の治安、交通手段、医療機関の有無を確認
  • 健康管理と保険加入:留学生保険や現地医療の利用方法を調べておく
  • 緊急時の連絡体制:携帯アプリや連絡手段を共有し、常に連絡が取れる体制を整える

こうした準備を行うことで、親自身も安心感を持ち、お子さまを支えることができます。

おわりに

ベトナム留学は、お子さまにとって学問だけでなく、異文化理解や自立心を育む貴重な機会です。親としては不安も尽きませんが、現地情報を正しく把握し、必要な準備を進めておくことで、安心して送り出すことができます。

ベトナムの成長著しい環境の中で、子どもたちは確実に新しい経験と成長を手にするでしょう。親御さんはそのサポート役として、ぜひ信頼できる情報を得ながら伴走してあげてください。

「送り出す前に、現地の視察を行いたい。または代行してほしい。」
「送り出した家族の様子が気になる。」

そういった現地情報が必要な場合には、いつでもご相談下さい。